2019年、皆様あけましておめでとうございます。

街を歩けばお正月の音楽が耳に入り、せわしない毎日が嘘のように感じる年末年始です。

親族で集まり団欒を過ごす方、ライブに行き日々の活力を向ける方、友人たちと旅行へいく方、個々人に様様な楽しい時間を過ごしているでしょう。
私もその例に漏れず好き勝手羽を伸ばすつもりでした。そう年末まではね^^結末はタイトル通りですので話させてください
 
 
 

2018年12月30日 AM9:00

やっとのこと仕事も落ち着き、バイクの旅を楽しもうと愛車のgb250クラブマンをせっせと整備して和歌山の紀伊半島を走り回りに意気揚々と向かいました。

 

 

愛車のgb250クラブマン

 

こんな真冬の大寒波が来ているこの時期に酷道を攻めようとしたところ、当然の如く「雪」。

大阪府道?61号線の大阪―和歌山の県境をひとまず通っていきましたが道が凍っていること凍っていること。
スタッドレスもチェーンもせずのバイクはふらふらのまま、それとなく和歌山県の橋本まで無事到着しました。
そこから和歌山県の十津川村まで温泉にでも浸かりに行こうと思ってましたが、山道に入った途端に激しい雪と雪道がお出迎え。

 

 

流石に生きて帰れないことを自覚した為、あえなく撤退。橋本の少々田舎にあるスーパー銭湯「きらくゆ」へgo!!
※深夜の林道ガス欠ソロなど幾度か心のリミッターで失敗の経験から得た抑制力が初めて活きた瞬間

 

 

ちなみに「きらくゆ」はこんな温泉

「十津川まで行く必要はなかった」と思う程広々した露天風呂で快適でした(本当は仙人温泉へ・・・・ry
お風呂でずいぶん温まった後はお昼寝コーナーで年末番組を見ながらひと眠りし、帰り支度を始める。
 
 
 

2018年12月30日 PM4:00

帰宅の為経路を考えたところ、和歌山から大阪へ昇る絶好の酷道「銅谷峠」という旧道を発見。そこから帰ることにする。

やはりといいますか、旧道へ入る道には「通行止め」「チェーン必須」などの警告が多数。
日も暮れかかっていたため、急ぎ気味で凍り路を走っていたところ出てきた一つの看板

「倒木により通行禁止」

 

 

・・・really?

 

 

もう撤退する以外に道はなかったため引き返そうとしますが、またトラブル発生。なんとライトのフィラメントがきれた。

 

 

日が暮れる銅谷峠(真冬)。見えない道(崖ふだらけ)。

 

自殺行為とも思える下山を30分程度かけてなんとかバイパスへ到着。今回も危険なドライブであったが、なんとか帰れる模様。(本当に何も見えなくて道は凍ってるしで死ぬかと思った

 

 

 

そして大阪の市街地あたりまで帰ってこれたところでやっと心に安堵がおとずれた。
訪れたその時、僕の体は吹き飛んでいた。

 

身体は一切動かない。意識は冷静にある。優しいおばちゃんが救急車を呼んでくれるらしい。
何が起こったかは今も良く分からない。

ただ、急に車線変更をしてきた車に幅寄せをされて、慌ててブレーキをかけると、もう事故現場だった。

とにかく訳も分からないが全身が痛く感覚があったことから下半身の無事は認識できた。しかし右手は見るからに変な形をしていた。
 
 
 

2018年12月30日 PM6:00

救急搬送された病院にてCTなど撮影される。身体は次第に動いてきたが全身鈍痛。動くことに安心を覚える。
そして先生の診察の結果「手術」とのお達し。指の骨がボキボキでプレートを入れる必要があるらしい。

 

なんというか、冷静に「そうだろうな」と思って承諾した。しかし自分より重傷者がいたため?なのか手術は年明けとなった。というか、今は1月3日早朝なのだが、明日が手術と入院だ。正直ちょっと不安な中書いている(笑

 

 

今の手はこんな感じ

痺れと腫れが酷いが、流石に数日たつと痛みにも少し慣れてきた。とにかく手術を頑張ろう。

 

 

きっと今後同じような経験をする人が出てくると思う。安全運転をしていてもバイクの危険は車より大きいことは否めないような気がします。
後世の不安払拭の為に手術の痛みや麻酔の切れた痛み、費用など後日書いておこうと思います。

 

とにかくバイクはきちんと整備をして、車間距離をしっかりとることがとても重要な気がした。
人生初の事故で得たものは「安全な車を買おう」というものだった。

手術後に笑って記事を書けるように手術頑張ってきます^^