「Photoshop ACA試験」Adobeベンダー資格試験に合格したので概要や攻略法
唐突ですが、「皆さんphotoshop使ってますか?」
筆者は今は大好きです!大好きですが当サイトでは文字加工くらいしかしていないというペイント以下の無駄遣いぶりをフル発揮したりもしております。(すいません)
ここに辿り着いた方はなにかしらphotoshopを触っていたり、photoshopの習得に興味がある方が多いはずです。
とりあえずphotoshopを覚えるのに手っ取り早いので「資格の取得」
PHOTOSHOPにもadobe主催のベンダー資格があります。
バージョンはCS6~CCまでと最新バージョンも扱っている試験ですので、photoshopの使い方を一通り覚えるには十分な試験でした。
そして何より
証明書がカッコイイ!!筆者の合格証書は届いてないのでサンプルですが、こんなのが届く予定です↓
流石デザインソフトの最先端adobeというところです。これが欲しいがためだけに受験してきましたよ。
では、photoshopで何が出来るかはさておき、どんな勉強をすれば合格できるか、またどんな試験であるのかという情報がかなり、かなり!少ないため、情報共有していきたいと思います。
1、photoshop ACA試験の受験に当たって受験前の筆者の実力
photoshopを日ごろ使っている人と全く知らない人では試験の感想も違ってくるかと思いますので、ひとまず筆者の試験前の技術レベルを紹介します。
まず、試験前にphotoshopを触ったことはほとんどありません!いやはや本当のド素人です。
ただ、無駄に月極のadobe photoshop(月額1000円くらい)は契約し続けていましたので、自分のにはインストールされている状態でした。
何度か開いて、文字の入力くらいは出来ましたが、windows付属のペイントの方が断然サクサク動作するのでお蔵入り状態というのが試験前の筆者の実力と状態です。
そして、試験後の今ですが、photoshopをバリバリ使いこなし、合成画像なんて片手間に作れてしまうくらいになっているはずが全くなっていません。
以前能力的には文字を入力する程度の利用です。
ですが、使おうと思えばそれなりに使えるようになりました。
特に成果画像などは掲載しませんが、写真から動物をキレイに切り抜いたり(マスク)、他の画像と合成したり、合成後の違和感をなくすためにレタッリしたり、人の輪郭を変えてみたりと、初学者からすればphotoshopマスターに見えるくらいにはなったのかもしれません。
ひとまずこの試験に合格できるならば、筆者くらいにはなれると思っていただいて大丈夫だと思います。筆者も他に特別なトレーニングはしていませんので。
2、試験勉強はどうすればいいの?
試験勉強なのですが、情報がほとんど出回っておらず何をすればいいのか分からない状態でした。
そこでいつもの通りamazonでポチポチphotoshopに関するテキスト本を検索していたところ、
photoshop ACA 対策本
・・・・もうこれでいいじゃん。ということで即購入。
内容はそんなに分厚くはないのですが、最低限の問題と基本的な使い方を網羅した解説といった本です。
問題を解きながら操作を覚えていくことで効率的に勉強できたかと思いますが、手元にphotoshopがないのならば、一月だけでも月極契約してphotoshopを利用しないと合格は難しいかもしれません。
なにせ、出題の半数以上は操作問題となりますので、操作を覚えることは必須です。
筆者が行った勉強ではこの問題はやり通すだけで合格できましたので、この一冊で操作しながら問題を解いていけば十分に合格圏かと思います。
ただ、amazonでのレビューは良くもなく悪くもなく、「初心者には向いていない本」なんてレビューさえあります。初心者でも問題なくクリアできたので大丈夫だとは思いますが。
とにかく参考書が手に入ったら一周さらっと読み通した後に、問題を解きながら、操作問題で操作を覚えるということを2週間で一日1時間、試験前数時間+αの計30時間程度は勉強したかと思います。
正直なところ操作に関してはあやふやなところもいっぱいあり、合格は難しいかもしれないと思いながらの受験でした。
でも、実際受験するとテキストがおおよそクリアできるならば、合格できることが受けてみてやっと分かったので続けて試験の概要に移りたいと思います。
3、試験問はどんな問題が出るの?
試験問題の出題ですが、5肢択一(4死肢だったかも)並びに、関係ある用語への紐づけ問題、複数選択問題が4割程度、残り6割程度はすべて操作に関係する試験でした。
択一問題についてはテキストを読んだり、拡張子についての基本的な教養があれば特に問題のない出題も多いため、特に問題とはならならい気がします。
そして、鬼門だと思っていた操作試験。
なんと、
なんと、photoshopの操作ではなく、疑似photoshopの操作での試験です。
「疑似photoshopって?」という声が聞こえますのでお答えしますと、photoshopのような画面で操作して解答するのです。
photoshopとの大きな違いとして、かなり操作に制限があります。この制限というのが解答に直結していることが多くとても重要になります。
例えばですが、画像の合成なんて色々な方法があるのですが、回答は問題ごとに1通りを要求する為に、その操作以外の操作はできないようになっています。
つまり、逆を突けば、とにかくそれらしいキーを押しまくって、動いたキーが解答への道しるべとなってしまうのです。
この疑似photoshopのおかげでテキストであいまいだった部分でも適当に回答を模索することで解答できたものが複数あったので、結局1000点中、850点以上の高得点で合格が出来ました。
ただ、一つだけ注意点があります。それがレイヤーです。
photoshoCCだと、レイヤーが右側に自動で出ているので簡単に操作できるのですが、疑似photoshopではレイヤー画面がありません。
画面がないにも関わらずレイヤーを開かないと問題の意味さえ分からない出題も多くかなり焦りました。
結局レイヤーを探し回ったところ、上部のウィンドウの中にレイヤー選択があったので、それを押すとレイヤーを通常のphotoshopのように表示することができます。
これはヒント試何もない試験に必須の知識ですので必ず覚えておいた方が良いです。
何はともあれ、上記のテキスト一冊をやりこめば合格圏には十分届くと共に、基本的な操作は間違いなく見に付くため、写真趣味や、リーフレット作成に興味がある方は是非試験にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
筆者も使い方を覚えて初めて分かりましたが、「画像加工できる」って結構楽しいですよ。