「クビの自衛手段」誰にも立場を脅かされない為に業務を一人で抱え込む戦略
ちょっとばかり試験で更新が遅れてしまいましたが元気です(嘘)
色々仕事中も仕事をほっぽりだしてちゃっかり勉強しようとしたりもしたのに試験はさっぱり出来なかったので途方に暮れています。
気のせいではないと思うのだが、年々勉強に対する集中力が落ちて行ってる気がします。これは仕事のせいと社長のせいです。間違いない。そうであってほしい。
「お前が休んでも業務が回るようにしろ」←これ本当?
では本題に入りまして、会社員ならば誰しも一度は言われたことがあるかもしれない「お前が休んでも業務が回るように共有しておけ」とかいうお上のお言葉。
果たしてこれは本当でしょうか?
個人的には「上司や社長のエゴ」です。
今日yahooニュースでこんな関連ニュースがありました↓
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00010000-wordleaf-bus_all
内容はというと、かの大手IT企業「富士通」にて、45歳以上が「君がやるような仕事はもうないから」という残酷な通告の上自己都合退職を執拗に迫るというニュースです。
45歳と言えば転職もなかなか難しい年に差し掛かり、それなりに給与も上がっているはずなので転職する旨味もあまりない歳でもあるでしょう。あまりに非情ですね。自分ならうわんうわん泣きそうです。
では、なぜこんなことになってしまったのか。
それは「代用が効く業務ばかりやっていたから」ではないでしょうか?
いや、「代用が効く業務」にしてしまったからではないでしょうか?
「お前の代わりはいくらでもいる」という言葉の重み
「お前の代わりはいくらでもいる」とはよく言ったもので、大抵の業務は本当にその通りです。
プログラミングは専門業務ですが、プログラミング出来る人なんていくらでも補充できるのです。
自分で必死に蓄積したノウハウを社長の言うがままに同僚に公表してしまったが故に自分の業務が「皆の業務」に変わってしまったのではありませんか?
それなら45歳の高い給与を払うより、もう少し若い人材に安い給与で開発させた方が安上がりですよね。
「代用が効く業務」に変換してしまったことで、自分の価値を自分で潰している可能性は十分にあるのではないでしょうか?
専門職を例にしてみましたが、専門業務でなくても「会社に居なくてはならない人材」になることができるはずです。いや、そんな人もいくらでもいます。
それらの人に共通する点が今回の主題でもある「業務を抱え込む」です。
では、業務を抱え込むとどうなるのでしょうか?考えてみました
業務を抱え込むすばらしさ
業務を抱え込むと起こる化学反応、それは「重要な人材になってしまう」です。
抱え込む仕事は企業の「経営」根幹に係るものであればあるほど良いです。
そうですね、経理の決算の最終仕上げ(提出関係)や、年末調整、給与などの企業経営上必要が生じるものが解雇しづらい抱え込みNo1です。
だって、解雇すると会社が困るんですから、解雇もしずらくなります。
こういう会社が強く出れない状況を作らない為に上司や社長は「誰でも業務ができるように共有しておけ」なんて言うのです。
まるで「お前らの為」みたいな言い方をしますが、完全に「自分の為」ではないでしょうか。
専門職の強いIT職ならば、特定のシステム構築や根幹メンテナンスを一人で抱え込めば会社も強く出れなかったのではないでしょうか?
きっと富士通でもそんな人が上手いこと生き残って今も誰の言うことも聞かずに引き継ぎも共有もせずにこの苦境を乗り切っていく気がします。
クビからの自衛は悪いことではない
残念ながらクビは存在します。クビはたいてい違法なので裁判をすれば大抵労働者が勝つのですが、裁判したところで見返りはかなり少ないです。
そんなことを考えるよりも自分のポジションを確立して業務を独占してみてはいかがでしょうか?
先輩にさえ業務報告を控えて後輩が業務を抱え込むなんてことも十分可能だと思います。
少なからず自分は後輩に仕事を独占された経験があります。頭は悪いが悪知恵の働く後輩です。
でも、業務の独占によって自分をクビから守ることは悪いことでしょうか?
筆者の答えは「ノー」です。
いや、筆者が経営者ならば社員がそんなことをすれば罰すると思います。
しかし、労働者は平等といいつつ弱い立場ですので、自分の身を自分で守ることは生き抜くうえで必要「不真面目さ」であると感じます。
筆者の後輩も自分の立場に毎日不安を抱えていて業務を一人で抱え込みたかったのかもしれません(ただ筆者が頼りなかった可能性も高い気がするのは内緒)
とにもかくにも、洗礼の失敗者たちを教訓とするクビからの自衛手段として「業務を抱え込む」ということは有用な気がします。
つまらない業務を抱え込む世渡り上手って陰で嫌われますけどね。笑
生活もあるでしょうし、現実はそんなこと言ってられませんけどね。とりあえず筆者は明日も自爆プレゼン頑張ってきます。