「もう駄目だ」ワンマン社長の無茶な課題プレゼンが明後日にある
今日は3月31日、明日は4月1日と学校を卒業した70人強の新卒生達をいっぱい見れること間違いなしでうきうきしています。
一方で、新入生をお祝いしている場合ではなく、ワンマン社長から今回は管理会計の一つである「部門別原価計算」をプレゼンするように課されています。明後日火曜です。
社長の無茶な課題→業務の破城
毎週会議があります。役員×5がいる地獄の経営会議です。何故か毎度出席してプレゼンさせられ怒られています。
そんな中で部門別原価計算をするように命じられたのですが、なんと期限が一週間。
管理会計をされたことがある方は分かるかと思うのですが、一人で部門別原価計算を一週間なんて無理じゃないですか?
更に、原価計算にもかかわらず、経費を計上し終えていない3日以内にデイリーで見れるようにとのありえない注文付き。尚且つ社長曰く難易度は数時間でできる「余裕」とのこと。
・・・もう何を言っているか分からないまま下を向きつつ怒鳴られつつ終わった先週の会議なのですが、気が付けば日曜日の深夜、今ですね。
業務の進捗は20%というところです。
言い訳を考える為に、明日の新入生歓迎に参加したりあれやこれやと重要な仕事をかき集めたりと所謂「言い訳」を必死に考えるしかもうないです。
期限にしても、経費按分の方法についての指摘にしても業務が破城することが見えているこんな仕事はしたくありません。
でも、したくないったらクビが簡単に切られてしまうので言い訳するしかないのでしょう。ほんと会社って怖いところ。
ワンマン社長ってどこもこんなもんですかね?
新卒、既卒で初めて働く人の伝えたい会社の良いとこ
新卒・既卒の新入職員たちは今頃明日の入社に向けてドキドキ不安、期待いっぱいでしょう。
最初の数日間は研修で気楽な人もいるかと思いますが、多くの中小企業であれば即効実務ということも多いようです。
各々色々な不安はあると思いますが、あまり不安に思うことはないでしょう。
なぜなら、嫌なら辞めればいい若さと、ありがたいことに次の就職が簡単に決まるであろう社会環境がとりあえず今現在はある為です。
本当に若さがあれば大抵社会で次も上手く見つかりますし、更に勉強していればもっと次はみつかり易くなります。どうしても不安なら働きながら公務員勉強を30歳まですることもいいでしょう。
場合によっては公務員は現在経験者採用も活発ですので、30歳から公務員を目指すことも十分現実的な選択肢です。20代、30代であるならば勉強をして次を見つけに行く努力をすることでクビになる不安は少しでもマシになるのではないでしょうか?
少なくとも自分は毎日クビの不安に怯えているため、いつも逃げる勉強を継続しています。対外的にはあまり良くないので内緒ですが。
そんな会社という狭い社会ですが、実は良いところもあります。
1、経験が積める
これは大きいです。次に行くにしても1年の経理経験者と未経験の簿記2級取得者であればあまり冗談ではなく経験者を採用する傾向が色々な会社でコンサルをしてきて感じた傾向です。
とにかく経験というのはとても大きいです。
これは良くないかもしれませんが、転職するときの経験なんて「嘘」でもいいのです。いや、「嘘」がグレーゾーンであるのが現実です。
経理以外の職種であっても会社でちょっとお金を触る、計算することくらいあるでしょう。これ、転職時に「経理経験」でいけます。あとは手八丁口八丁でokです。どうせ会社の経理なんて会社ごとに違いがいろいろあるのでばれませんよ。更に言えばあながち「嘘」でもないグレーゾーンなのです。転職採用の面接なんてこんなのばかりです。
そうであると分かっていても「経験」という言葉に踊らされて合格者が出てしまうのが会社ですので、嫌だと思っても適当な職歴になると思って適当な会社でちょっと働いてみることはかなり転職の重要なファクターになるでしょう。
2、友達ができる
「会社は友達を作りに行く場ではない」こんなことを年寄りによく言われることでしょう。実は筆者もアラサーながら、この言葉は正しい部分を大いに秘めていると感じます。
仕事をする上で「仲がいいからキツイことを言えない」。そんな場面にきっといつかでくわします。人間だからかやはり仲のいい人のことは好きで、嫌われたくないのでキツイことをなかなか言えません。
すると、業務に支障をきたします。そして同僚ともども怒られます。最悪責任のなすりつけになります。会社ではこんなこと日常茶飯事です。
こうならないためにも「会社は友達を作りに行く場ではない」という言葉は多少大事な教訓であるのでしょう。
しかし一方で社会人って「友達が出来ない」のです。
学生時代は学校というサークルのようなものに所属しているだけで勝手に友達ができましたが、社会人はもう自分で動かなければ上述の通り友達は社内ではなかなかできません。
それでも、会社で気の合う人がみつかれば友達にはなれます。これが一人いるかどうかで会社の居心地が変わってくるかと思います。
会社で怒られることやパワハラを受ける事なんて当然あります。それを仲の良い同僚と飲みに行ったり旅行したりして笑っていられる関係があれば一人よりも頑張れたりします。
ちょっとしたコツなのですが、友達を作るならば役職などライバルにならない関係の人と仲良くなることがオススメです。ライバルになるといつか潰し合いになります。また、近い部署過ぎても色々立場上の変化などで問題がおきたりします。こんな諸問題が会社内で友達を作りずらい原因でもあるのでしょうね。
最後に、会社は辛いことが9割あります。しかし本当に楽しい、良かったなって思えることが1割あると思います。経験上です。
新入職には会社側の社員も楽しみにしている人が多いので、あまり深く考えず勉強も仕事もプライベートも「頑張る」ことで次に繋がっていくので、20代30代とまだまだ自分次第で学生とは違う楽しみが多く見つかりますので、筆者ともども一緒に頑張っていきましょう。
明後日も会議はとにかく怒られること覚悟で自棄酒を楽しみに乗り切ってきます!はぁ、、、デートでもしたい