まずコチラをご覧いただきたい。

 

厚生労働省の発表した「ニート」の人口割合

 

 

 

「ニート」の増加増加増加・・・

と、世間は騒いでいるが、ニートは増加傾向にはあるものの、全体の3%未満。

 

 

 

30人のクラスだとすれば、たった1人しかニートはいないのです。

イメージするとすれば、あのイジメられっ子や陰気な集団が複数いた中で、結局1人くらいなのです。

意外な結果ですが、現実と誇大報道はかけはなれるのも必然。また、生きていくうえで働かざることも必然だったのでしょう。

 

 

 

しかし、ニートは生きているのです、つまり生きていけるとも言えます。

では、ニートはどよのように生きていけるのか幸福度パターン別に将来を分析していきたいと思います。

 

 

 

 

■実家がほどほどに裕福でニートでも墓場までお金に困らない(幸福度100%)

 

持ち家のローンは完済していて、親が中流階級以上の為、死ぬまでの蓄えを十分に残してくれている。

夢のようだが割とよくあるニートタイプだと思います。なぜなら、

 

 

 

ニートになるにはそれ相応の”素質”が必要だからです。

 

ではその素質とは何でしょうか?

 

 

 

それは

 

 

「余裕」

ではないでしょうか?

 

 

精神的余裕がないから周囲に馬鹿にされることを恐れて働くAさん

金銭的余裕がないから生活する為に働くBさん

金銭的に余裕があるし馬鹿にされても気にしないから働かないCさん

 

 

生きれないことは当然にして、ここで日本人の多くはルートを外れる事に恐怖を抱くため、大抵Cさんルートを選べないはずなのです。

 

 

兎にも角にも親が資産家であればニートであっても問題なく少なくとも社会のいざこざでのストレス社会を駆け抜ける必要はない優雅な将来を送れることでしょう。

 

 

 

 

 

■稼ぐ嫁と結婚して専業主夫(幸福度120%)

 

女性なら一度は考える人も多いであろう「専業主婦」。男が考えたってよいではありませんか。

家事炊事を行い、結婚をし、子宝に恵まれ、嫁が稼いできた身銭から小遣い制を突きつける。

世間体うんぬんはあるかもしれませんが、悪くないじゃないですか。

 

 

ここでは難易度なんて不毛な議論はしませんが、筆者としては正直なところ上記の「実家が裕福」より幸せな可能性が格段に高いと思っています。

人は一人が好きだけれど、やはり一人では生きられないものではないですか?。

結婚して子供や家族に囲まれ暖かい生活を送るニート。いや、もうニートとさえ呼べるかわからなくなってきましたが根はニートのはずなのでニートとしておきます。

 

 

きっと目指すべきニートの頂点はここなのだと思います。

いくらお金があっても「孤独」の将来に希望は打ち立てられないかもしれません。(仮説です)

 

 

 

 

■世間の荒波に負けて働く(幸福度70%)

 

世間の荒波にもまれて結局働いて幸福度が70%!?世間様をなめてるのか!?

なんて言われてしまいそうですが、ここではあくまでニートが本懐なのです。

 

 

一般人は働いて幸せな家庭を築いたり仲間とワイワイやることで幸福度は100%なのかもしれません。

しかし、ニートの本懐はニートなのです。

 

 

「働かずに楽をして生きる」

 

 

この徹底原則の摂理に歯向かう時点で幸福度はー300%程度ですが、働いて、友達との付き合いが変わって、同僚や仲間と遊んで恋人ができて結婚して。

そんな色んな節目に幸せを必然的に感じてくると思うのです。

 

 

筆者も昔は「働いても何にもならない。鬱だ。」なんて思いながら働き始めましたが、働いてみると良い面が必ずあることを約束できます。

気付くのは後々かもしれませんが、決して冗談ではありません。ニートで過ごすよりも有意義な毎日が実のところ隠れているのではないでしょうか。

 

 

それらを加味して最終的に幸福度は70%程度というところで考えています。

 

 

■生活保護で俗世を見下しつつ生きる(幸福度50%)

 

親が亡くなり、家を失い、遺産も底をつきかけた時には50歳のニートだった。

まるでドラマのようですが十分現実的なシナリオです。

 

35歳であれば就職も十分望めますが、50歳職歴経験なしの場合、市役所から保護対象として認定されている事例も多く、十分に保護の対象となりうるでしょう。

 

 

・・・え?じゃあ親が資産家と同程度に幸せではないかって?

 

 

それはないでしょう。過程が違います。過程が。

資産家の子供はただただ悠々自適にニートライフを満喫すればよいですが、生活保護の場合は資産が0であることが受給要件であるため、一度は必ず家を失い路頭に迷う恐怖やホームレスになってしまう葛藤など、計り知れない苦悩を長期に渡って受け続けないといけないのです。

そして、本当の限界がきてやっとのこと保護してもらえる。

 

 

この道中を加味した幸福度50%という推定です。

受給後はtv等でもおなじみの悠々自適保護ライフを一生孤独に送ることができるでしょう。少し辛辣ですが、保護の孤独は精神を蝕む気がしています。経験上気性の荒い方が多いのは、そういうとこにも起因してるのではないでしょうか。ニートの本懐には沿っていますが、幸福かどうかはあなた次第です。

 

 

 

 

■ホームレスになる(幸福度30%)

生きる最後の手段です。他は生きれません。しかし生きているだけで幸福とも言えるので30%と推定します。

もう、説明の余地もありませんが、何もかも尊厳さえ失ったニートの成れの果てです。

 

 

しかし決して悪いことだけでもないと考えています。

ホームレスになったり、ニートになったり、受験に失敗したり、超絶貧乏だったり、、、

人には言えない恥ずかしいような経験を持つ人間は非常に魅力的です。その当時さえ乗り越えてしまえば笑い話にするほどの余裕がでてきます。

 

 

人は決して高学歴の親がキレイに掃除してくれた線路の上を走ってきた坊ちゃんが心から好きかと言えば違うのではないでしょうか?

大きな失敗を乗り越えた人に限って他人を惹きつける方が非常に多いということは社会において常識といえる程と筆者は感じます。

 

 

 

 

最後に、もし、「今、失敗していてどん底だ・・・」

と思っている方がこの記事を読まれたのであれば、その失敗をいつか笑い話に出来るように努力することはいつからでも十分有意な行動だと思います。

諦めずに0からでもスタートをしてみることが人生を良い方へ一変させてしまうかもしれませんね。