平野 レミ。日本の料理愛好家、タレント、シャンソン歌手。戸籍名:和田 レミ。父はフランス文学者の平野威馬雄。夫はイラストレーター、エッセイスト、映画監督の和田誠。長男はTRICERATOPSの和田唱。長男の妻は女優の上野樹里。次男の妻はモデルで食育インストラクターの和田明日香。
(wikipediaより引用)

謎の親族関係で芸術に囲まれた生活を謳歌する「平野レミ」さんですが、正月の風物詩「七草粥」をTV番組で作ったことが話題になっております。どんなものであったか見ていきましょう。

 

 

■七草粥に変わる七臭粥

七草粥と言えば通常、セリ、ナズナ、ゴ(オ)ギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの「七草」を1月7日の朝に作って食べるというのが日本の伝統行事となっております。

七草粥のイメージ↓

七草はこんな草↓

正月でこってりした物を食べ過ぎたお腹に優しそうな食べ物ですね。一人暮らしをしていると無性に時折こういうヘルシーな料理を食べたくなるものです。

しかし一方、今回平野レミさんが作ってしまった「七草粥」、具材が一味違います。使われた七草(?)がコチラ


・にんにく
・シャンツァイ(香草)
・セロリの葉
・にら
・パセリ
・春菊
・クレソン
+α豚肉

 

臭いのキツイものばかり+何故か肉を入れるという暴挙。
もう「七草粥」ではなく「七臭粥」ではないのかとtwitterで話題になっている顛末です。

ちなみに平野レミさんが作った「七臭粥」の画像↓

あまり火を通すと香り(臭み)が薄まってしまうので出来るだけ生の状態でゴロゴロ入った「にんにく」。
筆者は美食家ではないので「料理」の神髄はよくわかりません。だから本当は美味しいのかもしれませんが、画像だけでお腹いっぱいになってしまいそうです。ポカポカするのは確かにそうでしょうね。

 

 

 

■まだ臭くできる可能性

「七臭粥」を見ていて思ったのですが、

「これ、もっと臭くできるのではないだろうか」

 

日本人は極めることが大好きな人種です。ここまで有名になってしまった「七臭粥」はもっと進化を遂げれる可能性があるのではないかと考察していきましょう。

まず平野レミさんの「七臭」に加えて臭そうな厳選食材がコチラ↓


・納豆
・くさや
・鮒ずしの鮒部分
・腐豆腐(中国産)

もう「草」でもありませんね。本当はシュールストレミングなどを入れれば一発で臭くなるのでしょうが、「食材の風味」を生かしきる自信がないために食材は厳選しております。

これだけ準備すれば、にんにくを中心として臭みが臭みと混ざり合ってより素晴らしい臭みを生み出せるのではないでしょうか。
しかし、やはり料理愛好家、臭いだけの食材を突っ込んだのではなく、きちんと厳選されていると感じます。

しかし何故「にんにく」を大量に入れてしまったのでしょうか。
「にんにく」の風味を消し去ることはなかなか難しいです。臭みだけで言えばくさや等も十分に対抗馬となれるはずですが、にんにくはすべての食材を潰してしまいそうで気が気でなりません。

 

筆者は断じて作りませんが、お口の中で臭みのオンパレードを楽しみたい方、是非色々な「七臭」を作ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

■世間の反応はどうだった?

では、「七臭粥」に対する世間の反応はどんなものであったのか見ていきましょう。

大抵は「七臭・・・!?(笑)」という反応ですが、中には「美味しそう」という方もいる模様です。

 
 
 
 

■まとめ

「七草粥」と「七臭粥」どちらが食べたくなりましたか?

「七臭粥」からも、実は「にんにく」さえ引き剥がしてしまえばそれなりにシンプルな味になるような気がしないでもないです。
「にんにく」の風味がキツイのに加えて「生」となると「にんにく汁」と言えるくらいの料理になりそうですね。

 

1月7日、2018年の本日は成人式となっておりますが、成人となる方々には「七臭粥」を食べて良い成人式にしていただきたいところです。
では、飲み過ぎずによい成人式をお過ごしください。(社会人は祝日をお楽しみください)